外国人が部屋探しに苦労する理由
留学生のお客様からお部屋探しのご依頼を受けて、東武東上線の中板橋駅にやってきました。
中国人の留学生のお客様が部屋探しの依頼にお越しになりました。
留学生のお客様とは来日以来のお付き合いです。
日本に来て6年目ですが今回も部屋探しに苦労するかも知れません。笑。
外国人が日本に来て最初に壁にぶつかるのが部屋探しです。
何故こんなにも外国人(特にアジア系)が部屋探しに苦労するか(断られる)考えてみました。
外国人の入居が断られる理由
管理会社や不動産オーナーから下記の理由から入居を断られることが多いです。
1.生活習慣の違いからくる住民トラブルに巻き込まれた。
2.言葉が話せないため、入居後の意思疎通が出来ない。
3.部屋で騒ぐ。
4.友人を住まわせてしまう。
5.本人が帰国して、他人が住んでしまっている。
6.臭いがきつい料理をされる。
7.退去時のトラブルに遭ったことがある。
以上の通り不動産オーナーや管理会社は入居後、退去時のトラブルを危惧して断られるケースが多いようです。
貸す側からするとトラブルを考えた場合、断ったほうが良いと思われるのも無理はありません。
しかし外国人ばかりが悪いかと言うとそうでもありません。
入居審査(素行調査含む)や入居後の賃借人管理をしっかり行うことである程度トラブルは防ぐことができます。
下記の図は内閣府の在留外国人の統計データです。
東日本大震災後から在留外国人の数が増加に転じました。
文京区でも約2800件の賃貸物件が募集されています。(それだけ空室が多いという事)
将来的に更に増えていくであろう空き家を解消するために、彼ら外国人にも借りやすい物件を提供することが、空室を埋める一つの手段となります。殆どの管理会社は入居審査を保証会社任せになっています。
外国人でも安心して貸すためには、保証会社任せにするのではなく、①管理会社の担当者が本人と面談、②勤務先や留学先(学校)に直接出向き在籍確認、③保証会社で与信調査を行い、④入居後の定期的な訪問や連絡を取れば入居後のトラブルはある程度防ぐことは出来るのではないでしょうか。
トラブル防止のためには、管理会社が審査や入居後のアフターフォローにどれだけの労力を注ぐかによりますが・・・まだまだ仲介がメインの当社ですが、今後も外国人のお客様が増えることを考えた場合、彼ら外国人でも借りることが出来る物件が増えることを期待したいです。
まずは今回ご用命頂きましたお客様が、ご満足できるお部屋を見つけ出せるよう一生懸命頑張ります。
文京区の賃貸不動産はドリームハウス株式会社(社名クリックでホームページに移動します)
関連した記事を読む
- 2019/03/16
- 2019/02/28
- 2019/02/21
- 2019/02/11